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失敗から学ぶ海外レンタカーを使用する際の手順と注意点!事前にしっかり傷の有無を自分の目で確かめよう

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みなさんは海外旅行の際にレンタカーを使用されることがありますか?

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冒頭からいきなり余談になりますが、私の旅行でのスタンスはできるだけ現地のものに直接触れることで自分の経験値を増やすことを心がけているところにあります。

それは幼児を連れて行くことになる現在も変わりません。

なので過度に贅沢でなくても構いません。

よって、移動手段も電車、バスなどの現地公共交通機関やレンタカーがメインとなり、タクシーは時間がないなど困った時の最終手段としてしか考えておりません。

海外でレンタカーを利用されたことのない方はちょっと心配と思ったりされるかも知れませんが、私は上記のように行き先や期間、費用によっては海外であってもレンタカーを利用しています。

私の場合ヨーロッパ内でしか経験がありませんが、これまでに15回くらい利用して、大きなトラブルは今のところありません。

しかしトラブルになりかけた事例はいくつかあるので、その内容の紹介と体験をもとにした教訓を紹介しておきます。

海外レンタカーと書いておりますが、国内レンタカーでも基本的に同じだと思うので、海外レンタカーを使用されない方も参考にしてください。

レンタカー借用時の手順

最初にこちらをおさらいしておきましょう。

借用時

①レンタカー会社のカウンターへ行き、契約内容の確認、署名、キーを受け取り

海外の場合は予約番号が確認できるものを印刷したものでもスマホ画面でも良いのでスタッフに見せましょう。そうすると予約番号から予約内容を調べてもらえます。

借用時に聞かれる内容は主に下のような内容です。

  • パスポート、国際免許、クレジットカードを提示してください
  • 予約内容の確認(事故発生時の連絡先なども)
  • 保険加入の要否(予約時に申し込まなかった場合)
  • ナビの要否(予約時に申し込まなかった場合)

このくらいだと思います。地域やレンタカー会社によっては国境を超えるかどうかを聞かれたり、もっと大きいくていい車があるけど予約を変えないか?といった勧誘があったりする場合もあります。

そして、借用時に必要なものは上でも書きましたがこの3つです。

  •  パスポート(身分証明書として)
  •  国際免許証と日本の免許証
  •  クレジットカード

またまた余談になりますが、海外で運転を行う際には国際免許証を準備して持っていく必要がありますが、国際免許証といいつつあれ実は単なる日本の免許証の翻訳証明書だということを知ってましたか?(知っていたらすみません)

正直翻訳証明書だろうか国際免許証だろうが大きな違いがあるようには聞こえないんですが・・・ただ国際免許証と日本の免許証は両方を携行しておかないと意味がないということは覚えておいてください。

実際に効力を持っているのは日本の免許証の方で、その翻訳証明書が国際免許ということになりますので、海外では両方揃って初めて機能します。

現地の人には日本語が理解できないだろうと考えて日本の免許証を家やホテルに置いていくのはやめましょう。

ちなみに国際免許は免許センターに行って申請書と手数料(数千円)を支払うだけで誰でも取得できます。

 

またクレジットカードは万が一なにか問題が起こった場合などのためにデポジット(保証金)の仮抑えのため必要となるものです。

国やレンタカー会社によって違いがありますが10万円~20万円程度をホールドされるので、限度額ぎりぎりのカードを持っていくとデポジットの支払いができなくなるため注意しましょう。

デポジットの支払いといっても実際に引き落とされるわけではなく、仮抑えされるだけですので、問題なく車両を返却すれば、クレジットカードの請求書には何も残りません。

またこの仮抑えはクレジットカードでしか対応ができないため、現金やデビットカードを持っていってもダメです。


②使用する車両の駐車場へ行き、契約書に記載のない傷がないか確認する

もし、ここで新たな傷を見つけた場合、

  • 傷の写真を撮影
  • カウンター又はスタッフのもとへ行き、傷があることを伝え、契約書に傷の内容を加筆してもらう(担当したスタッフのサインも併せて)
③出発!

 

 

返却時

①返却直前にガソリンを満タンにする

返却時にガソリンスタンドのレシートを提示するよう求められる場合があります。また、予約時のオプションによっては給油不要な場合もありますので予約内容を事前に確認しておきましょう。

②返却場所で停車し、キーを返却する
③傷の有無をスタッフと一緒に確認し問題なければ完了

という流れです。

 

借用から返却までの流れが確認できたところで、ここから実際にトラブルになりかけた例を2つ紹介します。

失敗①:予約の自動キャンセル

一つ目は数年前ドイツでの出来事です。

この時すでに過去数回海外レンタカーを利用した経験あり、絵画でのレンタカーに少し慣れてきたかなという時期でした。

失敗した内容としては、3日間のレンタルを予定していたため、どうせ3日間借りるのであれば、料金も同じだったので予約開始時間は朝からで返却は夜遅い時間にしておこうと考えました。

実際の現地到着予定は夕方であり、到着してカウンターに行くと、

『お前の予約はもうないよ』と冷たくあしらわれました。

国や会社によってルールは異なる可能性はありますが、そのレンタカー会社のスタッフいわく、予約開始時刻より3時間を過ぎても予約者が現れない場合、自動的にキャンセルとなってしまうそうです。よく考えてみれば当然ですね・・・

実例から学んだ注意点

飛行機で現地へ行き、空港などでレンタカーを借りるというパターンが多いかと思いますが、注意点としてフライトが到着して、レンタルカウンターに到着する時間をおおよそ予測して、レンタル開始時間はなるべく合わせておきましょう。

もちろん多少のずれは問題ありません。上記では3時間以内であれば問題なかったようですが、私の場合、朝からの予約として、夕方着と盛大に遅刻してしまったため、予約がキャンセルされていました。

ちなみに返却時刻が予定より早まることは何の問題もありません。

ただ早く返したらいくらか返金があるかといったらそれもありません。

その後どうなったか?

結末ですが、こちらとしてもレンタカーの利用を予定して到着しているため、今さら電車やタクシーでというわけにはいきません。

なんとか他に車はないか聞いてみたことろ、私の予約したコンパクト車両は全て出払っており貸し出すことができないけど、代わりに2シーターのオープンカーならあるけど?と提案されました。

当時は私と同僚の計2名で、大きいスーツケースが1つありました。

同僚と書いたのでわかると思いますが、目的はレジャーでなく、ビジネスです。

この時頭で想像してみたのですが・・・(みなさんも想像してみてください)

出張の移動でオープンカー・・・?

日本人なら絶対ナシですね。

そもそも大きいスーツケースは載るかと聞いたところ、たぶん無理だろうと。(コンパクトカーの場合は後部座席を倒してスーツケースを載せる予定でした)

他の車両はないかと更に食い下がったところ、お前たちには大きすぎるかも知れないけどあるにはあると言われ、大きすぎる?大型バンかな?いろいろ想像しましたが背に腹は変えられずOKしました。

当然、予約時とは車両のクラスが異なるため追加での支払いが必要になりました。

ちなみに大きすぎるかも知れないと言われたその車の正体は・・・

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AUDI A6ツーリングワゴンでした。

まぁ大きい車だとは思いますが、大きすぎるって言うほど?日本人には大きすぎるって意味?わかりませんでした。

とりあえず、みなさんは予約時の開始時間には気をつけましょう。

 

失敗②:レンタカー返却時に見覚えのない傷が!?

次の失敗事例ですが、こちらの方が大きなトラブルになりかけたもので、これもドイツでのレンタルでした。

記事タイトルに傷は自分の目で確かめようと書きましたが、そのままです。

そしてレンタカーを利用する人間としては当然のことだと思います。

冒頭の手順にも書いたように、もちろん私も通常通り車両をぐるっと一周してレンタル契約書に記載のない傷があるか確認したところ、特に傷は見当たらずないと感じたのでそのまま出発しました。

しかし、翌日返却の際に係の人が車のホイールにライトを当てて、

おー、これは大きい傷だ!傷のサイズが5センチくらいあるから・・・500ユーロくらい請求することになるなー。

と言われました。

なにそれ!?

全く見に覚えがありません。

実際、このレンタルはわずか2日で広い高速道路と田舎道のドライブのみでした。

しかしホイールについた傷は縁石などにこすったような傷です。

今回の経路でこんなにきわどいシーンは一度もなかったため、絶対自分がつけた傷ではないと思いました。(証拠はないけど)

ではなぜホイールに傷がついているのでしょうか?

理由はとても単純です。私の中ではこれまで、ホイールには多少の傷くらいつくでしょ?と考えており、過去のレンタルも含めて借用時にチェックしていませんでした。

だからたぶん出発前からあった傷なんだと思います。

傷があるかどうかと言われれば、たしかにあります。

『私は知りません、たぶん出発前からあった傷だ』と何度も言いましたが、まずかったのは、なぜ出発前に報告してないんだ?と。

そりゃあ自分の中でホイールなんて傷つくもんでしょと思ってたから見てなかった。なんて言っても意味がありません。

どうしよう・・・

実例から学んだ注意点

というわけで、レンタカー使用前の傷チェックではホイールも含めて細かい部分まで全てチェックしましょう。

そして何か異常があれば必ず出発前にスタッフに状況を伝えましょう。

 

また別の機会の話では、契約書には傷なしで、カウンターのスタッフも

キレイな新しい車よ!楽しんでねー。

と送り出してくれたのに、車を見てみると傷だらけなんですけどー。という場合もあります。

傷いっぱいだけど?と報告に行くと、これくらい問題ないよと言われる場合もあり、本当に国、地域、レンタカー会社によりまちまちです。

ただ用心するに越したことはないと思いますので、しっかりチェックして証拠を残しておきましょう。

その後どうなったか?

話を戻しますが、カウンターに行き、状況を説明しました。

さっきと同じやりとりです。

自分が原因の傷じゃないと思う→じゃあなんで出発前に言いに来ない?→・・・(返す言葉無し)

結局、出発前に報告に来るべきだったけど、来なかった。申し訳ない。でもこれは絶対に私の借用中に発生した傷ではない。と粘り強く交渉すると・・・

運良く交渉相手は理解のあるスタッフで、最終的には、次からは気をつけるんだぞと言って許してくれました。

仮にそのまま請求されていたとしたら金額は約500ユーロ(6万円)だったので、私にとっては家族への報告も必要な大きな金額で、本当に冷や汗だらだらでした。

一度の過ちを許してくれたカウンターのスタッフの方(英語の上手なマレーシア人の方)のやさしさに本当に感謝しています。

一気に自分の中で『マレーシア人&マレーシア最高!』という気分になりました。(行ったことないけど・・・)

たった一人の対応で、その国のイメージまで変わってしまうなんて単純なものですね。

補足①:トラブルを避けるために

レンタカーであっても自分の車であっても傷つけてしまうことは誰でもあると思います。

そんな際に助けになるのが保険です。レンタカーでも借用時に追加費用を支払い保険をかけておくことで、不慮の事故による高額請求を免れることができます。

私の場合、このプロテクションをいつもちょっと高いなと感じて、つけていなかったため、余計にややこしい話になってしまいました。

傷がついたことは仕方ないけど、プロテクションはつけてないの?と聞かれた時に、こればかりは返す言葉がありませんでした。

補足②:プロテクション(保険)をかける際の注意事項

海外レンタカーの保険はどうやって申し込みますか?

私はレンタカー予約にはANAマイレージモール経由のRentalcar.comでの予約を勧めていますが保険は別問題です。

Rentalcars.comで予約をする際に一緒に保険も申し込むことができますが、個人的にはこの保険はおすすめしません。

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なぜならRentalcar.comは単なる予約サイトであり、実際トラブルになった際にしっかりと対応してくれる保証がない上、本来は自分とレンタカー会社の2者間の問題であるはずが間にRentalcars.comが入ることで余計ややこしくなる可能性があるためです。

ですので、ちょっと面倒ですが、私のおすすめは保険なしでRentalcars.comで予約し、車両を受け取りにカウンターに行った際に、必ず保険はどうするか聞かれますので、この時にレンタカー会社の保険を追加するのが良いと思います。

もちろんRentalcars.comの保険がダメだとは言っておりません。

カウンターでの申込みが面倒な方は事前にRentalcars.comで申し込んでおくのも、何もないよりは遥かに頼りになると思います。

また予約と同時にレンタカー会社のプ保険を追加しておくという目的で、Rentalcars.comではなく各レンタカー会社のホームページから直接予約するものアリだと思います。

この場合はANAモールでなく、ポイントサイト経由でポイントバックとなるレンタカー会社があるので、こちらを利用しましょう。使い方は以下リンクから

まとめ

失敗を経て学ぶことも多くありますが、事前に準備して未然に防げるトラブルも多くあります。

できるだけトラブルにならないよう準備を行い、安心、安全、安価な旅にしましょう!

また、今回紹介した事例とは別にあと2つほどレンタカー絡みの大失敗があるのですが、そちらは単なる失敗事例の紹介にしかならないので、いつか雑記として書いてみようと考えています。

というわけで次回以降もお楽しみに!

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