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クレジットカードを海外で利用する際にやってはいけないこと、注意点 各社の換算レート、手数料比較など

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日本では現金決済派の方でも海外ではクレジットカード決済メインという方も多いのではないでしょうか?

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本記事では自分の経験をもとにした海外でのクレジットカード利用時の注意事項などを紹介していこうと思います。

海外でのクレジットカード決済で絶対やってはいけないこと

カードを店員に渡して、お店の奥の方に持っていかれて、ゴソゴソと・・・

後日高額な請求が来てしまった!ということはありませんか?

・・・いや、今回の記事はこういうことじゃないんです。すみません。

本題に戻ります。

海外でクレジットカード決済をするときに現地通貨で支払うか日本円で支払うか聞かれることがありますよね。

聞かれなければ(選択できなければ)問題ありませんが、聞かれた場合は必ず現地通貨決済を選択してください。

現地通貨決済の場合、決済した金額がクレジットカード会社へ送られて、各カードごとに定められた換算レート、手数料が上乗せされ請求されます。

日本円決済の場合、その場で支払う額の総額が目で見てわかるためわかりやすくて良いのですが、この際の手数料は店側が任意に設定できるため100%とは言いませんが99.9%現地通貨決済よりも高い手数料となるようです。

暗算が得意な方であれば、会計時にどちらの通貨で決済するか聞かれたら是非瞬時に計算してみて下さい。

 

私自身これ知らなかった時は、現地通貨か日本円どっちにするかと聞かれた際には、

『こんなところにもたくさん日本人が訪れているんだなー』とか

『日本人にも人気のお店なんだろうなー』と能天気なことばかり考えて、まんまと日本円決済しておりました。

今思うとただのばかですね・・・

ちなみにこれ、クレジットカードを使った海外キャッシングにも同じことが当てはまります。

キャッシングでも決済通貨を選択できる場合は必ず現地通貨決済を選択しましょう。

海外でクレジットカードを利用する際おすすめなクレジットカードは?

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海外でクレジットカードを現地通貨で決済する方が絶対お得だと説明しましたが、次のトピックはクレジットカードといってもVISA、Master、JCB、AMEXなどいろいろあるけど、結局どのクレジットカードが良いのか?というところです。

先にお伝えしておきますが、明確な正解はありません。

しかし海外向きのカードとそうでないカードはあると思いますので、そのあたりを紹介していきます。

海外でのクレジットカード決済から請求までの流れ

まずは海外でクレジットカードを利用した際には、どのような計算で請求額が決定されているのでしょうか?

計算は以下のようになります。

日本円での請求額 = 現地通貨で利用した金額 × 換算レート(カードブランドによる) × 事務手数料(カード発行会社による)

実際の請求書ではカードブランドによる換算レートと事務手数料を全部まとめて『換算レート』として記載してあります。

ただ実際には換算レートと事務手数料というものがかかってきています。

では、それぞれどういった違いがあるのかを紹介していきます。

海外でクレジットカード利用時のクレジットカードブランドによる換算レートの違いは?

まずはカードブランドによる換算レートの違いです。

海外で買い物する際に最も換算レートが良いのはどのカードブランドでしょうか?

やはり、カードブランドの換算レートは常に流動的であり、『ここが絶対お得!』という答えはありません。

日によってはJCB、次の日はMasterといった感じで、日々、互いに変動してしています。

また決済する通貨によってもその序列は変わる場合があるため、本当に一概にココが良いというのは難しいようです。

それを踏まえてですが、以前は一般的にMaster→JCB→VISAの順番で換算レートが良いとされていたようです。

※AMEX、ダイナースは換算レートを公開していないため考慮から除外しましたがどちらもVISAよりもレートが悪いことが多いようです

でも、最近ではJCBの方がMasterよりも良くなっていることが多く、現在のおすすめ順としてはJCB→Master→VISAとなるようです。

例として2019年2月1日のドル→円の各社レートを比べてみます。

JCB:1ドル=108.97円

VISA:1ドル=109.09円

Master:1ドル=109.56円

となりました。この日はJCB→VISA→Masterの順のようです。

では別の日で。

2019年1月10日のドル→円の各社レートを比べてみます。

JCB:1ドル=108.18円

VISA:1ドル=109.01円

Master:1ドル=108.34円

この日はJCB→Master→VISAとなりました。

よって、やはりカードブランドによる換算レートは日による!

ということになります・・・

ただ、目安としてはJCBがおすすめ(一番良いレートの日が多そう)で、Master→VISAの順となりそうです。

しかし、上記は対ドルについて調べただけなので他通貨でも同様の関係かは断言できません。

一つだけ言えることは、海外では使い勝手が良くないため、海外旅行の際にはお財布からJCBカードを抜いて、お留守番させていたみなさん、旅行先の買い物のレジまではJCBカードも連れて行ってあげる価値はあります!ということです。

レジまでいってJCBが使えそうならJCB、無理なら他ブランドというのが良いのではないでしょうか?

 

各カードブランドの換算レート調べ方

各ブランドごとに換算レートが調べられるようになっています。

VISA

ExchangeRateComp | Visa

Master

https://www.mastercard.us/en-us/consumers/get-support/convert-currency.html

VISA、Masterに共通して言えることとして、両者ともにカード発行会社の手数料も加味して実際の請求額を計算することができるスグレモノということです。

JCB

JCBは少し調べられる情報が制限されます。

今日の換算レートだけであれば下記URLにアクセスすることで確認できます。

海外でのお取り引きにおける基準レート | JCBブランドサイト

しかし、過去にさかのぼって調べたい場合は問い合わせるしかないようです。

ドルベースの換算レートだけは下記URLより調べることができます。

Base rate

JCBでは過去のデータをドルベースでしか見ることができないため、上記各カードブランドによる換算レートの比較をドル→円で行ったというところでもあります。

 

海外でクレジットカードを利用した際のカード発行会社による事務手数料の違いは?

カード発行会社ごとの事務手数料はどう違うのでしょうか?

下の表に一部のクレジットカードの海外利用時の事務手数料を一覧化してみました。

情報は2019年2月時点のものです。

  JCB VISA Master AMEX
JCBカード 1.60% - - -
楽天カード 1.60% 1.63% 1.63% -
YJカード 1.60% 1.63% 1.63% -
MUFGカード 1.60% 2.16% 2.16% -
DC/NICOSカード - 2.00% 2.00% -
オリコカード 1.60% 1.63% 1.63% -
イオンカード 1.60% 1.63% 1.63% -
セディナカード 1.60% 1.63% 1.63% -
AMEX - - - 2.00%


これが全てというわけではないですが、以下のようなことが言えそうです。 

  • JCBは事務手数料が安い
  • AMEXは高め
  • VISA、Masterは発行会社による

まとめ

  • 海外でクレジットカードを利用する際は現地通貨決済を選択する(日本円決済を選択しない)
  • 換算レートの面ではJCBがおおむねお得
  • 事務手数料の面でもJCBがお得

しかしJCBカードは海外では使えないお店が多いため、その他ブランドで事務手数料が安いものを持って行き、そちらをメインで使用するという感じでしょうか。

ちなみに私の中では年会費無料JCB Wクレジットカードがおすすめです。

実際に複数のクレジットカードを海外で(ほぼ)同時に利用すると、請求書に掲載される換算レートにどのような違いが出てくるのかを実験した結果はこちら。

クレジットカード発行の際はポイントサイト経由をお忘れなく!

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